最近、時間や場所にとらわれず、自由に働ける新たな働き方としてフリーランスの働き方が注目を集めていますね。フリーランスエンジニアの方の中には、タイをはじめとする東南アジアのような国々で暮らし生活費を抑えながら、まったり暮らしている人も出てきました。
ただ、フリーランスエンジニアとして働く上で最も難しいことは「安定的に仕事を取ってくる」ことでしょう。
今回は未経験からプログラミングを学び始め、月に150万円を稼げるようになった私が、プログラミングをはじめたばかりの駆け出しエンジニアでも仕事が取れるオススメの方法を紹介していきます。
Contents
大学生でも大丈夫!とにかく仕事が欲しい駆け出しフリーランスエンジニア
大学生でもフリーランスとして活躍する人は徐々に増え、その中でもエンジニアは将来性や高単価で仕事を請け負えるとして、学び始める人が増えてきました。
これからフリーランスエンジニアを目指したいが、金額や時間に余裕がないということであれば、最近では無料でプログラミぐ学習ができるサイトやWebアプリがあるので、そのサイトをすきま時間に上手く活用することがオススメです。もうすでに、やりたいことが決まっているのであれば、オンライン講座Udemyの動画教材がオススメです。Udemy
とはいえ、ある程度プログラミングスキルがついても「仕事を取る」となると躊躇してしまい、なかなか収入につながらないフリーランスエンジニアもいるもの事実です。
ですが結論からいうと、プログラミングスクール卒業程度の実績でもフリーランスエンジニアとして仕事をとることは可能です。しかし、仕事を取るのにはかなりコツがいります。
そのコツは、次の4つが挙げられます。
1.クラウドソーシング・マッチング・紹介を利用する
手軽でいますぐ取り掛かれるものとして、クラウドソーシングでの案件獲得があります。マッチングや紹介も比較的スピーディーに仕事を獲得できますが、登録サービスによってはエージェントを挟むことでタイムラグが発生するので覚えておきましょう。代表的なクラウドソーシングサービスとして、クラウドワークス
2.SNS・ブログで情報発信
もしSNSやブログを持っているのであれば、それらのSNSを介して自分のスキルを使って制作した作品(動画やアプリなど)を発信していきましょう。SNSの場合、ハッシュタグなどで拡散力を高めるのもポイントです。ただし、ハッシュタグの取り扱いには注意が必要ですので節度を守って取り組んでみてください。
3.企業などへの営業活動
企業などに直接自分を売り込む営業力。電話やメール、SNSなどでアポイントを取り、ポートフォリオやWebサイト、営業資料を準備して「お役に立てることがあれば、(自分を)使ってください」と伺います。
もちろん、大半の人からは「間に合っています」や「必要ない」と言われることもありますが、なかには「ちょうどそのスキル欲しかった」ということも!
仕事をやり遂げ信頼を獲得した暁には、別の案件の紹介や人脈形成にもなるので、人生一度は試してみる価値ありです。
4.コネクション作りからの受注
もし時間に余裕があるのであれば、フリーランスエンジニアが主催している勉強会やコミュニティーへ参加してみるといいでしょう。勉強会後の懇親会で「うちの仕事手伝ってよ」と言われることがざらにあります。そのためにも、自分にどんなスキルがあるのか、ポートフォリオやWebサイト、アプリなどの制作物を提示できる準備をして臨みましょう。
フリーランスエンジニアが仕事を取るために絶対押さえておきたい2つのポイント
フリーランスエンジニアとして仕事を取るためには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。今回は現役フリーランスの私が仕事を取るための2つのポイントをご紹介します。
発注者との接点を多く持つ
1つ目のポイントは(当たり前の話なのですが)、発注者との接点を多く持つことです。
- サイト作成を依頼したいけど、お願いする人がいない
- 誰に頼んだらいいのかわからない
- そもそもサイトを作成すべきかわからない
このような人たちと、できるだけ接点を持つようになりましょう。
とは言っても、「どうやって探せばいいの?周りにいないよ。いたとしても1、2人。常に仕事を取ってくるのは難しいよ。」と思った人が多いかと思います。
そんな時にオススメの方法をご紹介します。
それは仕事を取ってきてくれる人を雇う。ということです。(ガチ営業マンというわけではありません。)
具体的には、さまざまなコネクションをたくさん持っているバリバリの友達(営業マン)を一人探してください。まあ普通に友達とかでも大丈夫です。営業マンが見つかったらそういった悩みを抱えている人を紹介してもらえないか提案します。
もし契約になった場合、どれくらい相手に営業料を払うかは双方で話し合ってくださいね。このように、相手にもメリットを提示しつつ自分にも仕事を取ってこれる仕組みを作ることでフリーランスエンジニアとしての仕事を安定的に獲得できます。
あるいは、自分のスキルに惚れ込んでいる「紹介マン」も営業マンと同じように仕事をとってきてくれる強い味方です。身近な例だと、口コミ紹介が当てはまりますね。
発注側の気持ちを理解すること
続いて、仕事を取ってきた後のことについてご紹介します。基本的なことですが、このフリーランスという仕事は信頼関係の上で成り立ちます。
クライアントも別ビジネスを仕事として本気で取り組んでおります。そういった人の気持ちをしっかりと理解し貢献してあげる姿勢が必要です。基本的に私が意識している点は以下の3つです。
- 連絡はどんなことがあろうとも即レス
- プラスアルファでの貢献
- できないことはできない理由を述べつつ、誠実に断る
先ほどの話にも繋がってきますが、実際にこのような対応をすることで、クライアントからさらに別の人を紹介してもらえることも多々あります。
上記の3点は最低限守りましょう。特に一番最後のできないことを要求された時の対応が間違った手法を取っている人が多いように見受けられます。誠実に断り、別のメリットをあげる提案を相手に提示しましょう。
仕事を取れないフリーランスエンジニアが上記の方法以外での探し方
フリーランスエンジニアの方には友達が全くいない。友達はいるけど、営業をしてくれる人やそういったコネクションを持っている人がいない。
といった人はいるでしょう。
そういった人のために上記で紹介した手法以外の仕事の取り方について解説していきます。
クラウドソーシングを活用する
ほとんどのフリーランスエンジニアが登録しているとは思いますが、一応紹介しておきます。
クラウドソーシングとはフリーランスエンジニアや、フリーランスライターなどが多く集まるマッチングサイトです。仕事の受注者と発注者がおり、ここで仕事を探すことができます。
多くのクラウドソーシングがあるようですが、オススメは以下の大手の2社。
どちらも簡単に登録することができます。
大手の方が、案件の量も圧倒的に多く仕事が手に入りやすいです。案件を取ってこれるかどうかは自分の技術レベルにも大きく起因しますので、自分にあった案件を取るようにしましょう。
フリーランス特化型エージェントを活用する
フリーランスエンジニア特化型のエージェントというものがあります。ここでは、フリーランスエンジニアの仕事案件をまとめており、その人のスキルに合わせて仕事を振ってもらうことができます。
オススメは以下の3エージェント。時期やタイミングによっては、人によって仕事がない可能性もありますので、全て登録しておくことをオススメします。また、登録すると実際にエージェントの人から仕事を紹介してもらうことができます。
フリーランスがやってはいけない仕事の取り方
フリーランスエンジニアになりはじめたばかりの時にやってしまいがちなことを紹介します。
値段を安くしすぎる
フリーランスエンジニアになりはじめた初期は、とにかく仕事がほしいあまり、自分を安売りしてしまいがちです。これは絶対にやってはいけません。最初だからとか、実績がないから、などといってありえないほど安い価格で仕事を引き受けている人が多く見受けられます。
しっかりと高い価格で案件をとり続けらるように最初から水準をあげた状態で仕事を探しましょう。
簡単なサイト作成しかやらない
せっかくRailsを学んだのに簡単なホームページ制作しかやらなかったりする人が多くいます。これは一時的には稼げるかもしれませんが、長期的に見て自分のためになりません。
基本的にフリーランスエンジニアとは個人プレイの仕事であるため、自分がすでにできることだけやっていては全く成長はしません。社会に毎日揉まれながらコードを書いている会社員エンジニアにいずれ追い抜かれてしまいます。
常に自己成長を意識しながら自分ができる範囲よりも一歩ステップアップした案件に触れていくことで自然と成長できるようなサイクルが生まれてきます。
最後に
フリーランスエンジニアの実態を知ることができたでしょうか。フリーランスエンジニアは実際に技術力をつけて開発を行うよりも、自分のその能力をアピールして仕事を取ってくる方が難しいと思っています。私自身良きビジネスパートナーと出会うことができ案件を絶えることなく裁くことができていますが、これは難しい人も中にはいるでしょう。
そういった場合は先ほど紹介したフリーランスエンジニア専用のエージェントなどを利用して見るのがオススメです。ポテパンフリーランス